毎日新聞の紙面ネット配信の意味

新聞の広告効果はどんどん小さくなっている。
同じ広告費で同じ面積の広告を出しても、以前ほど反応がないのだ。
そのため、「新聞通販」を行う会社の中には撤退や倒産という事態に直面するところもある。

この事態はテレビ広告なども同じらしいが、大きな原因のひとつがインターネット。

結局、ネットを見る人が増えれば、新聞を読む人は減るわけで、「広告費=経費」は一緒であっても、その効果は減るから、ダイレクトレスポンス広告は大きな痛手を被る。

ところで、昨年(2009年)の9月に、面白い試みが発表された。

「新聞紙面をテレビで読める--毎日新聞が配信開始」
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20400501,00.htm?ref=rss

類似記事↓
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0909/17/news099.html

というものである。

これ、従来の「新聞記事のネットでの配信」と決定的に違うところがある。

どこ?

それは、新聞の紙面に掲載された広告も、そのまま、ネットでも掲載されるということ。
広告主からすれば、「同じ広告費」を使って、新聞でもネットでも情報を発信することができるわけ。

これが「絵に描いたように」うまく行ったならば、「新聞の実部数が減った」ということになっても「実際の閲覧部数は減らない」=「対広告費あたりの効果はかわらない」...な~んてことになるかもしれない。

いや、実際の可能性としては低いと思いますよ。
けれど、「現実に現象する紙の媒体力」を補完する方法というか、そのひとつのコンセプトは垣間見られる感じがして、今後、どうなるのか注目なのです。


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