ジャパネットたかた 高田明社長-業界紙掲載年頭インタビューより

民主党になってから始まったわけでなく、ずっと以前からつづいているデフレ。
その中で、「デフレと反対の商品政策」があたったと語るのが高田社長さん。

テレビ通販というと、つい、

「今なら●●もついて、さらに●●もプレゼント!」

とか、「価格訴求」がメインなイメージがありますが...

ええ、ジャパネットたかたにもそんなイメージありますが...
実は、逆の商品政策でありんした。

「2万円の商品が売れなくなった
 →1万円の商品を売るか、
 →3万円にして、そこにどう価値を加えるか、
 うちは後者を選んだのです」

ってなこと、言ってます。

「宝飾品も08年、3億の売上げが09年、10億超に」
「掃除機も、昨シーズンより1~2万円高いものを扱って100億円売れた」

と、なるほどであります。

もちろん、「値段が高い」だけでなく、「品質の追求」も必要なわけで
高田しゃちょうの「コールセンターの品質もジャパネットたかたの品質」という認識はエライですね。

あと、昨年の投資の特徴のひとつとして、撮影スタジオの内製化でしょう。
通常、広告制作は紙も電波もなんでも、だいたいが外注丸投げです。

とくにテレビ向け動画広告となれば、設備、マンパワー、ノウハウを考えれば制作プロダクションにまかせるのが普通。

それを自社で行うことのメリットとしては

・広告つくりのノウハウの蓄積が自社でできる。
・わがままな(?)広告つくりができる。
・長期的にはコストメリットもある。

などがありますが、デメリットとしても

・人と物の初期投資&ランニングコストがたいへん。
・そのランニングコストは、商売縮小時でもあまり圧縮できない。
・気に入らないからといってスグに切れない。

とか、いろいろあります。

で、この先にあるのは、「メディアの内製化」...となるのでしょうか。

いや、「モノの作り手」と「その消費者」の「間」に位置する「通販会社(商売人)」が、自分の陣地を広げるとしたら、「メーカーになる(作り手に近づく)」という方向か、「媒体を支配する(消費者に近い場所を確保する)」のどちらかであります。
で、プライベートブランドなんかを作るのは前者。
広告制作の内製化は、後者にあたると思うわけです。

すると、この先にあるのは、「放送局の買収」でしょうか。
ホリエモンのようにならない...とは思いますが。

ジャパネットたかた 高田明社長-業界紙掲載年頭インタビューよりの関連記事

▲ジャパネットたかた 高田明社長-業界紙掲載年頭インタビューよりトップに戻る